LGモニター27UL500-Wレビュー。最安のHDR付きモデル

2022年9月10日土曜日

4Kモニター

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LGモニター27UL500-Wのレビューをお送りします。

27インチの4Kモニター。HDRつき。

27UL500-Wのスペック構成はもちろん、メリット・デメリットの検証なども行っていきます。

LGモニター「27UL500-W」レビュー

27UL500-Wは27インチの4K&HDRモニターとして、最安のモデルです。
ゲーミングモニターと関している通り、60fpsが出ます。

*4Kモニターでは60fpsが最高値


27UL500-Wのスペック構成をのせます。

スペック

  • 27インチ
  • 応答速度:5ms
  • 解像度:4K(3840×2160)
  • IPSパネル
  • HDR10対応
  • FreeSync
  • ブラックスタビライザー
  • DAS(Dynamic Action Sync)モード
  • 入力端子:HDMI×2,DisplayPort×1

スペックの目安・解説

インチ
:20インチ。持ち運ぶには大きい。テレビ用としては小さい。
:30インチ。テレビ用としても使える。一般的なモニターサイズ。
:40インチ。大きい。テレビとしても結構大きい。
:50インチ。超大きい。ブルジョワ感。

LGモニター27UL500-Wは27インチ。


応答速度(ms,数値が少ないほど速い)
:1~5ms 速い。ゲーミングモニターとして最適。
:5~10ms まあ速い。
:10ms以上 ゲーミングモニターとしては不足していると感じることがある。

LGモニター27UL500-Wは5ms。


解像度(数値が大きいほど綺麗)
:4K(3840×2160,YouTubeの2160p)
:フルHD(1920×1080,YouTubeの1080p)
:HD(1280×720p,YouTubeの720p)

LGモニター27UL500-Wは4K。


パネル
:IPS 視野角が広い。応答速度は低いものが多い。高額。
:VA 応答速度も視野角も他パネルの中間。値段も中間。
:TN 視野角が狭い。応答速度は高い。安い。

LGモニター27UL500-WはIPSパネル。


HDR(High Dynamic Range,ハイ・ダイナミックレンジ)
:画質の輝度が高い。
従来のSDR「Standard Dynamic Range(スタンダード・ダイナミックレンジ)」よりも明暗の差が大きくなります。
数値で示すと、 HDR = 10の5乗(cd/m²) SDR = 10の3乗(cd/m²) で、100倍の差。
夕焼けの鮮やかさ(明)から、世闇の深み(暗)まで、SDRと比べると雲泥の差です。
鑑賞が主な用途なら、HDR対応の4Kモニターにしておきたい。

FreeSync
:画面のずれ、カクつきを軽減 。
モニターは一定の速度で映像を書き換えますが、ゲームが出力する映像の書き換え速度は一定ではありません。
そのため、ゲームから出力された映像とモニターが出力する映像のタイミングにずれが生じ、画面のずれやカクつきが発生します。
FreeSync技術に対応したGPU/APUとモニターを合わせて使用し、タイミングを同期させ、スムーズで滑らかな映像を実現しています。

ブラックスタビライザー
:暗くて見えづらい場所を明るくして見えやすくする機能。

DAS(Dynamic Action Sync)
:映像をよりリアルタイムに
 映像を画面に出力する工程を減らしすことで、遅延を最小限に抑える機能。

入力端子
:HDMI
現在の標準的なバージョン。最大解像度は4Kである4096×2160。HDMI 2.0:4K(リフレッシュレート60Hz)に対応
:Display Port
最大144Hzのリフレッシュレートに対応している。ただし4Kモニターでは60Hzが限界なので、HDMIでも問題ありません。
:USB-C
出力しながら充電も可能な端子です。接続口が上下左右対称なデザインでとても使いやすい。パソコンやモニターだけでなく、スマホやタブレットにもUSB Type-Cが使われています。



LGモニター「27UL500-W」評価

27UL500-Wの評価をのせています。

否定的な意見、肯定的な意見の両方をのせています。

否定的な意見

・スタンドが心許ない。触ると簡単にぐらぐらする
・HDR効果がそれほどでもない
・視野角が狭い
・バックライトのムラが大きい

否定的意見への検証

(英語どころかオランダ語なのでほとんど聞き取れませんが、ざっくり言うと以下のようなことを話されています。)

5:30~ HDR 4Kモニター用HDRとしては少し期待外れ。色彩の幅がそれほど大きいわけではない。
6:40~ 明るさの均一性は最良ではないが、この値段で考えると上等。バックライトにばらつきは多少ありますが、平均値より上です。
9:00~ 視野角は広い。IPSとしては普通だが、平均的なTNパネルよりはずっと広いです。


デメリット対策

スタンドがぐらつくのは、土台がしっかりしていて揺れる場所に置かなければ大丈夫です。
地震などの時に心配という方は、専用のアームが数千円で入手できます。

HDRの効果を数値化してみると、実際に平均より低いようです。
それでもHDRが無いモニターと比べると、花火などの壮麗さは桁違いですが。
HDRの効果を一杯感じたい方は、もっと高額の4Kモニターを購入する必要がありますね。

視野角は2階のベッドから見下ろしたりするなど、よほど角度のついた場所からの視聴でない限りは大丈夫。

肯定的な意見


7:40~ とても綺麗。動画の画質がフルHDなので伝わらないのは少し悲しいですが(汗)

本格的にレビューされているわけではありませんが、美麗な画質であることに感動されていますね。

編集作業やゲーミングの使い心地を、早送りで流されています。
言葉はありませんが、どのような使い心地なのか、かなり伝わってきますね。


冒頭で述べた通り、4Kモニターとしては最安の部類です。60fpsがでるためゲーミングモニターとしても快適。


LGモニター「27UL500-W」は買いなのか?

とてもお買い得な4Kモニターです。
HDRつきの4Kモニターでは最安の部類。
IPSパネルはパネルとしては最も高価なのでなおさら。

HDRがなくてもいいのならば、3万円前後のもう少し安い4Kモニターがあります。

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